大切なのはコミュ力と
「世の中」への関心
現在の仕事は?
日経映像はテレビ番組の他にも、企業のコーポレートサイト用の動画制作を行なっています。クライアントの多くは、だれもが名前を聞いたことのある大企業。私はプロデューサー・ディレクターとして、企業のWebサイトや自社の通販サイトの制作などを手掛けています。
趣味が自分の仕事に?
前職は出版社で編集者として働いていましたが、趣味でWebサイトを作っていたこともあり、誌面のWeb版の制作を担当することに。それ以来、Webの世界で生きてきました。日経映像に転職した当初は、HTMLのコーディングをしていました。仕事を覚えながら、徐々にプロジェクトの進行管理などを任せてもらうようになっています。大学時代はショートフィルムを作るサークルに入っていました。自分が趣味にしてきたことが、今の仕事にもつながっていて、とても楽しみながら働けています。
Webディレクターの仕事とは
Web制作チームは、ライター、スチールのカメラマン、イラストレーター、コーダー、システムエンジニアなど。外部の協力会社と共同作業することが多いのですが、動画は社内のチームが制作します。私自身は、それらを取りまとめ、サイト制作のプロデューサーとして全体のテーマなどを決めていきます。
アイデアや企画はどんどん採用
Webディレクターの仕事は「クライアントが伝えたいことを、どのように表現するかを考えて形にする」こと。複数のスタッフが関わると、各々の作るものが違う方向に進んでしまうことがあるのですが、全体のテイストがちぐはぐにならないように、ディレクターが軸となります。10人以下という少数精鋭の部隊なので意思の疎通がしやすく、風通しがいいのが特徴。やる気と実行力があれば、アイデアや企画がどんどん採用されます。自分の考えたものがWebサイトになったのを見ると、やはり嬉しいです。
Webディレクターを目指す人へ
極端な話をすると、ディレクターにはWebの技術がなくても大丈夫です。知識を身に付ける必要はありますが、それは入社後、徐々に覚えていけばいいのです。大切なのは、複数のスタッフをまとめるコミュニケーション能力と、世間で起きていることに興味・関心を持つことです。
今後のテーマは?
日経映像が誇る映像制作の力を、今後どのようにWebの世界に展開していくかが、今後の大きなテーマです。近年、私が手掛けた弊社の通販サイトがオープンするなど、この取り組みはまだ走り始めたばかりなので、新しく入るみなさんのアイデアもどんどん生かしていきたいと考えています。
休日は、映画やテレビ番組、ゲームなどエンタメ系コンテンツを楽しんでいます。自分が興味あることはもちろん、世間で話題になっているものにも触れてみます。好きなことをしているだけですが、リフレッシュと同時に情報収集にもつながっていると思います。
最近は20年ぶりにミニ四駆にもハマりました。子供の頃にできなかったことを大人になった今できるっていうのが面白いし、楽しいですね。