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先輩インタビュー|日本経済新聞グループの映像制作会社|株式会社日経映像の採用・求人サイト

ディレクター 伊藤由理子

アート番組のママディレクター
「スタッフが職場復帰を支えてくれた」

ディレクター 伊藤由理子

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入社したきっかけは?

日経映像に入社する前は製薬会社の営業職として働いていましたが、もともと興味があったクリエイティブな世界に挑戦したいと、転職しました。

入社してから現在まで

入社後は、『新美の巨人たち』(テレビ東京系列)やドキュメンタリー番組などのAD(アシスタント・ディレクター)を2年ほど担当しました。その後、5分番組のディレクターに。ミニ番組で、ディレクションのいろはを学ぶことができました。当時学んだ構成や編集の経験が、今の私のベースになっています。また、テレビ東京に出向した2年間は、子ども向け番組の制作に携わりました。
現在は、『新美の巨人たち』のディレクターをしています。

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仕事と育児を両立できる?

私は5年前に産後休暇を取得し、現在は時短勤務のなかでディレクターを続けています。小さい子どもを育てながら番組制作の仕事を続けられるなんて、学生の方にとっては、いい意味でイメージと違うかもしれませんね。実は、私の先輩でも産休後に職場復帰した方がいます。もし、将来のことを考えて、「テレビ業界では、仕事と育児の両立は難しいんじゃないか」と考えている女性がいたら、そんなことはないよと伝えたいです。

制作チームに支えられて

去年、子どもがインフルエンザになって、保育園に預けられない状況になったときには、プロデューサーと構成作家が私の仕事を引き継いでくれました。後輩のADも、お願いした資料をわざわざ自宅まで届けに来てくれて、本当にありがたかったです。「番組制作はチームプレー」という言葉を、このときほど実感したことはありません。同時に、後輩が赤ちゃんを産んだときには、自分も必ず力になろうと思いました。

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仕事で心がけていることは?

「やるべき仕事を期限ギリギリまで伸ばさない」こと。番組作りには多くの人が関わっているので、ギリギリの状態で制作が進んでいくと、突発的なハプニングが起きたときに制作に遅れが生じてしまうのです。私たちの仕事は「必ず何時間で終わる」というものではありません。思ったより作業が進まないときもあれば、「もう少しこだわりたい」とクオリティを追い求める場合もあります。だからこそ、きょう出来ることは明日に残さないよう、心がけています。

休みの過ごし方は?

休日の楽しみは、土曜日の夜に録画しておいた『新美の巨人たち』を、子どもと一緒に見ること。子育てが落ち着いたら、また、海外ロケに行きたいです。そして、一人でも多くの方に、作品を通じてアートのおもしろさや魅力を伝えられたら幸せです。

ディレクター伊藤由理子

ディレクター 伊藤由理子
入社
2009年
前職
製薬会社の営業(MR)
出身校
應応義塾大学
出身地
東京都
趣味
料理、旅行
信条
やるべきことをギリギリまで延ばさない

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