取材で出会った「面白い!」を、
たくさんの視聴者に届けたい。
入社したきっかけは?
この世界を志したのは、「未来世紀ジパング」(テレビ東京系列)という番組がきっかけでした。世界経済というちょっと縁遠い内容を分かりやすく伝えてくれて、自宅にいながら新しい世界を知ることができる。その面白さに魅了され、自分も番組づくりに挑戦したいと番組制作会社に就職。2年間ADとして経験を積みました。そして次のステップを考えた時に、どうしても大好きな番組に携わりたくて、「未来世紀ジパング 制作会社」でネット検索し、当社に出会うことができたんです。
希望は叶った?
中途面接の際に、「今すぐは難しいが、いずれ担当できるように調整する」と言ってもらい、実際入社1年後にADとして「未来世紀ジパング」の現場に入ることができました。実はそれから程なくして番組自体が終了してしまったのですが、会社が希望を聞き入れてくれたことは本当に嬉しかったです。その後は国内外の現代史を扱う教養番組などを担当した後、ディレクターに昇格。情報番組やサッカー番組、経済番組の「特命!池上ベンチャーズ」(テレビ東京系列)など、幅広い番組に携わって経験を磨いてきました。
現在の仕事は?
経済に特化したニュース番組「ワールド・ビジネス・サテライト」(テレビ東京系列)で、特集コーナーのディレクターを務めています。
特集の場合、まずは企画のネタ探しが肝心です。経済とひと口に言っても、有名企業の新しい取り組みから、文化・芸能や動物、はたまた宇宙開発まで、社会のあらゆる事柄は経済活動と繋がっているもの。やりようはいくらでもあります。とはいえ採用されるか否かはテーマの鮮度や独自の切り口、毎日のニュースとは異なる深さなどが問われるので、毎回が試行錯誤の連続ですね。
ディレクターのやりがい・醍醐味とは?
一番は取材を通して、本来であれば行けない場所、見られないもの、会えない人と出会えることです。普段の私は決してアクティブなタイプではないので、仕事のおかげで色んな経験ができることは余計にありがたく感じています。ただし、自己満足で終わっては意味がありません。どんな取材相手であっても上っ面のインタビューで終わらずに、その人の素顔や本音に一歩踏み込む。そして、視聴者に「ここまで見せてくれるんだ」と思ってもらえる内容を目指しています。
日経映像で働く魅力とは?
会社全体で働き方改革を進めていて、無理なく健康的に働けるのは嬉しいです。
それに教養に富んだプロデューサーやディレクターが多いのもいいところですね。皆さん1聞いたら100教えてくれますし、その内容も分かりやすくて面白いんです。取材やロケで得るものもたくさんありますし、経験を積めば積むほど知識や感性がアップデートされ、どんどん新しい自分が形成されていく感覚があります。そのおかげで、自分自身が「これからの私」に期待できるようになったことも、当社で得た大切なもののひとつですね。
WBSの地方再生特集で高知県・白浜を取材中
WBSの特集で、温泉付き断食ホテルを取材
取材ディレクターとして、自ら断食を体験
限界まで寝る、銭湯に行く、お酒を飲むことです。