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日本の詩情

昭和40~41年にかけて、旅する民俗学者 宮本常一の企画・監修によって制作されたこのドキュメンタリー作品は、地域社会に生きる“庶民の生活史”の追及をテーマに、全国各地の習俗、行事、生活、技術など多彩な特色を持つその土地の背景を取材して、日本人の“生活の詩”を描いた作品です。

日本の詩情 第一集「まつりと信仰」第1巻から第4巻
日本の詩情 第二集「地に根づく営みと技」5巻から8巻
日本の詩情 第三集「村里の情景と文化」9巻から12巻

1巻から12巻に60タイトルを収録

監修:宮本 常一
企画・製作:株式会社日経映像

※作品のオリジナリティーを尊重し、当時のフィルムをそのままDVD化しております。

  • 日本の詩情

第一集 【まつりと信仰】

  • 第1巻まつりと信仰

    「円空とアイヌ」(北海道・道南)
    和人とアイヌ人の勢力の接点を仏像をキザミながら歩いた円空の足跡をたずねて

    「神々の国」(広島・ 豊松)
    なだらかな高原の峯々、山中に神々と共に生きる人々の敬けんな喜びにあふれる姿

    「大磯のはだか祭」(神奈川・大磯)
    避暑地湘南の大磯に今なお残る漁村の小正月行事、汐水汲み、七トコマイリ・ヤンナゴッコ

    「祇園まつり」(京都)
    祗園まつりの除幕儀式を取材し、まつりを支える人々の姿とまつりの意味をさぐる

    「隠れキリシタン」(長崎・ 平戸/生月)
    なだらかな高原の峯々、山中に神々と共に生きる人々の敬けんな喜びにあふれる姿

    「特典映像」(約60分)
    第一集『まつりと信仰』(全4巻・各5作品)、第二集『地に根づく営みと技』(全4巻・各5作品)、第三集『村里の情景と文化』(全4巻・各5作品)のダイジェスト映像を約60分収録。日本の詩情の全タイトルを俯瞰することができます。

    時間
    本編60分+特典映像60分
      
    • 個人価格 3,080円 (税込)個人で購入
    • 法人価格 16,500円 (税込)法人で購入
  • 第2巻まつりと信仰

    「天狗と山の神」(栃木・古峰ヶ原)
    東北人に支えられ、火伏せの神をまつる古峰神社、徹夜で火を守る古い神社信仰

    「筑波山」(茨城・筑波山)
    山岳信仰の地筑波山とガマの油売、蚕の神様、筑波山と共に生きる人々の姿

    「祖谷の神代踊り」(徳島・祖谷山)
    日本3大秘境の1つ祖谷山。急傾斜の畑に対する人々の知恵と村に残る神代踊り

    「豆腐まつり」(山形・黒川)
    庄内平野、雪の櫛引村黒川で、春を待つ「王祗祭」の準備、能の練習、豆腐を焼く姿

    「農民祭」(秋田)
    秋田の農業技術発展の歴史と、農民祭たる種苗交換会の様子

    「特典映像」(約60分)
    第一集『まつりと信仰』(全4巻・各5作品)、第二集『地に根づく営みと技』(全4巻・各5作品)、第三集『村里の情景と文化』(全4巻・各5作品)のダイジェスト映像を約60分収録。日本の詩情の全タイトルを俯瞰することができます。

    時間
    本編60分+特典映像60分
      
    • 個人価格 3,080円 (税込)個人で購入
    • 法人価格 16,500円 (税込)法人で購入
  • 第3巻まつりと信仰

    「岩木山参り」(青森・津軽)
    津軽平野にそびえる岩木山の年に1度の「お山参詣」の姿

    「田遊びの神事」(東京・徳丸)
    東京の一角に今なお古い原型に近い形で残る「田遊び」を通して農民の心を探る

    「富士と大瀬まつり(静岡・沼津)
    富士を望む岬にある武士と漁民の大瀬神社、4月4日のまつりに集まる駿河湾一帯の漁民の姿

    「山に生きる」(奈良・洞川)
    大峰山信仰とともに発展した洞川。ヒシヤク、胃腸薬「陀羅尼助」づくりなど、山に生きる姿

    「長崎のおくんち」(長崎)
    長崎のおくんち祭を通して、歴史と祭を支える市民の姿を追う

    「特典映像」(約60分)
    第一集『まつりと信仰』(全4巻・各5作品)、第二集『地に根づく営みと技』(全4巻・各5作品)、第三集『村里の情景と文化』(全4巻・各5作品)のダイジェスト映像を約60分収録。日本の詩情の全タイトルを俯瞰することができます。

    時間
    本編60分+特典映像60分
      
    • 個人価格 3,080円 (税込)個人で購入
    • 法人価格 16,500円 (税込)法人で購入
  • 第4巻まつりと信仰

    「黒川能」(山形・黒川)
    神にささげる能の姿、鎌倉以来500年の歴史を持つ王祗祭の演能紹介

    「靖国のみたま祭」(東京)
    戦後の靖国神社がつくり出した「みたま祭」の種々相と庶民の心を描

    「伊勢参り」(三重・伊勢)
    伊勢信仰繁栄のもと、御師の布教の歴史とお伊勢参りの楽しみの場、古市の話

    「海を恐れぬ男たち」(和歌山・南紀太地)
    熊野信仰の太地浦・海の男たちの「くじらとり」の生活と信仰

    「石と田の神」(鹿児島)
    鹿児島独特の石造文化と、そこに秘められた人々の斗いと願い

    「特典映像」(約60分)
    第一集『まつりと信仰』(全4巻・各5作品)、第二集『地に根づく営みと技』(全4巻・各5作品)、第三集『村里の情景と文化』(全4巻・各5作品)のダイジェスト映像を約60分収録。日本の詩情の全タイトルを俯瞰することができます。

    時間
    本編60分+特典映像60分
      
    • 個人価格 3,080円 (税込)個人で購入
    • 法人価格 16,500円 (税込)法人で購入

第二集 【地に根づく営みと技】

  • 第5巻地に根づく営みと技

    「十勝の開拓民」(北海道・十勝)
    十勝平野酪農の村を訪ね、荒野に牛を飼い農業を育てた歴史と問題をさぐる

    「タライ舟とノリ」(新潟・南佐渡))
    厳しい冬の日本海の小さな漁村、わずかな凪の日に出るタライ舟、ノリのあけ風景

    「藍染めと鯉のぼり」(埼玉・加須/羽生))
    古利根で江戸と結びついた加須・羽生の藍染めと鯉のぼり作りの技術

    「働くよろこびの詩」(三重・志摩))
    和具の海女の生活、カチド・フナドの作業ぶり、大島アワビとりの海女の生活

    「心のふるさと」(広島・芸北))
    ダムの湖底に沈んだ芸北町の民具民族博物館につながる心のふるさと

    「特典映像」(約60分)
    日本の詩情の『まつりと信仰』、『地に根づく営みと技』、『村里の情景と文化』全タイトルのダイジェスト映像を収録。日本の詩情の全てを俯瞰することができます。

    時間
    本編60分+特典映像60分
      
    • 個人価格 3,080円 (税込)個人で購入
    • 法人価格 16,500円 (税込)法人で購入
  • 第6巻地に根づく営みと技

    「鳩笛とりんご」(青森・弘前)
    りんご産地、弘前。そこに残る素朴な鳩笛づくりとりんごづくりを通してみた弘前の歴史

    「雪の中に生きる」(新潟・山古志)
    新潟の豪雪地帯山古志村で行なわれる糸くりの姿と新しい産業、色鯉養魚

    「波浮の漁夫たち」(東京・伊豆大島)
    かつて栄えた波浮港の人々も、他県の船に圧迫されて、クサヤ加工、一本釣りに将来の夢を託す

    「飛騨の匠」(岐阜・高山)
    高原盆地飛騨人の生活と、飛騨の匠の技術が作った高山町、その伝統の姿

    「島の夜明け」(大分・姫島)
    タイ漁、タコ漁、そして車エビの養殖などにかける姫島の人々の意識

    「特典映像」(約60分)
    日本の詩情の『まつりと信仰』、『地に根づく営みと技』、『村里の情景と文化』全タイトルのダイジェスト映像を収録。日本の詩情の全てを俯瞰することができます。

    時間
    本編60分+特典映像60分
      
    • 個人価格 3,080円 (税込)個人で購入
    • 法人価格 16,500円 (税込)法人で購入
  • 第7巻地に根づく営みと技

    「サンマの港」(宮城・気仙沼)
    サンマの港。気仙沼港の市場や工場などに働く女性たちの姿

    「足袋の町」(埼玉・行田)
    松平十万石の城下町の足袋づくり、それに従事する女たち、商売繁盛の為の稲荷など

    「火山灰にいどむ」(東京・伊豆大島)
    観光ブームにわく大島の片側で水とたたかい、火山灰地にいどみ耕す農民の姿

    「漆に生きる」(石川・輪島)
    江戸中期以来の伝統技術、輪島塗りの技法と徒弟制その姿を紹介

    「播磨のつり針」(兵庫・社町)
    古く貧しかった久米の里が、つり針づくりによって立ち直った歴史と発展ぶり

    「特典映像」(約60分)
    日本の詩情の『まつりと信仰』、『地に根づく営みと技』、『村里の情景と文化』全タイトルのダイジェスト映像を収録。日本の詩情の全てを俯瞰することができます。

    時間
    本編60分+特典映像60分
      
    • 個人価格 3,080円 (税込)個人で購入
    • 法人価格 16,500円 (税込)法人で購入
  • 第8巻地に根づく営みと技

    「コケシのふるさと」(宮城・白石)
    素朴なコケシづくりにかける彌治郎の人々の姿を通してコケシのふるさとを探る

    「海に生きる群像」(神奈川・三崎)
    海に生き三崎を大遠洋漁業基地に築き上げてきた人々の海の男の仕事ぶり

    「石崎の女たち」(石川・七尾)
    能登湾随一の漁村、石崎の有名な魚行商女の歴史と今に生きる姿

    「京の焼物師」(京都)
    京都、蛇ケ谷。そこに残る京焼の技術と京焼にかける人々の姿

    「淡路の瓦づくり」(兵庫・津井)
    今は貴重品化した淡路瓦の手づくりの様子と瓦に生活をかける人々の根強さを描く

    「特典映像」(約60分)
    日本の詩情の『まつりと信仰』、『地に根づく営みと技』、『村里の情景と文化』全タイトルのダイジェスト映像を収録。日本の詩情の全てを俯瞰することができます。

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    本編60分+特典映像60分
      
    • 個人価格 3,080円 (税込)個人で購入
    • 法人価格 16,500円 (税込)法人で購入

第三集 【村里の情景と文化】

  • 第9巻村里の情景と文化

    「佐渡今昔談」(新潟・佐渡)
    佐渡の数多い文化を紹介し、この里が稲からハッチン柿へと農村づくりにはげむ姿。

    「秋田杉」(秋田)
    小阿仁川流域山林地帯部落の姿。植林共同作業風景。

    「砂丘を生かす」(鳥取)
    動きまわる砂丘に緑の畑を作ってきた農民のねばりと今の砂丘の緑園。

    「河内ぶどう」(大阪)
    ブドウ作りを通して、河内農民の積極的な生活意識をさぐる。

    「池と金比羅」(香川)
    讃岐平野の雨乞踊り、金比羅宮サヌキ人の企業精神と商魂を描く。

    「特典映像 団地への招待」(1960年/18分/カラー作品)
    昭和レトロブームのなか、団地マニア垂涎の映像として、たびたびメディアで取り上げられてきた「団地への招待」を収録。公団入居当選者に団地の住まい方を教育するために制作された伝説の作品です。

    時間
    本編60分+特典映像18分
      
    • 個人価格 3,080円 (税込)個人で購入
    • 法人価格 16,500円 (税込)法人で購入
  • 第10巻村里の情景と文化

    「秋田の湯治場」(秋田)
    雪深い秋田の湯の国に冬場を憩う、のどかな農民の湯治風景。

    「古い町の風格」(栃木)
    舟運で栄えた平野の港町、鉄道によって衰えたが今なお産地問屋として生きる人々。

    「八ヶ岳高原の農民」(長野)
    かつて陸の孤島だった川上村が、日本一のカラマツと高原野菜の村になった今日の姿。

    「藍とデコ」(徳島)
    藍によって発展した阿波の人形浄瑠璃の伝統とその姿。

    「牧歌の町」(大分)
    鶴見、由布岳一帯の高原地帯と城下日出町の姿、畳表づくりとミカンづくりの生活。

    「特典映像 団地への招待」(1960年/18分/カラー作品)
    昭和レトロブームのなか、団地マニア垂涎の映像として、たびたびメディアで取り上げられてきた「団地への招待」を収録。公団入居当選者に団地の住まい方を教育するために制作された伝説の作品です。

    時間
    本編60分+特典映像18分
      
    • 個人価格 3,080円 (税込)個人で購入
    • 法人価格 16,500円 (税込)法人で購入
  • 第11巻村里の情景と文化

    「樹氷と湯花」(山形)
    蔵王連峰の樹氷とスキーパトロール隊、ふもとの湯治場と薬である湯花とりの姿。

    「水郷の田植え」(茨城)
    霞ヶ浦に浮かぶ浮島、その水に浮かぶ島に水田を作った農民の苦斗の歴史と今の姿。

    「安来節と砂鉄ぼり」(島根)
    神話と砂鉄の国出雲の安来節と砂鉄王国の歴史と伝統・文化を紹介。

    「歌の島」(大分・姫島)
    年一回の島をあげての盆踊りを中心に島の歴史をさぐる。

    「風景をつくる」(宮崎)
    太陽と緑の国、宮崎の人々が自然を生かし如何に風景を作ってきたか。

    「特典映像 団地への招待」(1960年/18分/カラー作品)
    昭和レトロブームのなか、団地マニア垂涎の映像として、たびたびメディアで取り上げられてきた「団地への招待」を収録。公団入居当選者に団地の住まい方を教育するために制作された伝説の作品です。

    時間
    本編60分+特典映像18分
      
    • 個人価格 3,080円 (税込)個人で購入
    • 法人価格 16,500円 (税込)法人で購入
  • 第12巻村里の情景と文化

    「春を待つ村」(新潟)
    雪深い新潟の里で正月を迎える若木迎えの行事、餅花づくり、鳥追い、焼草の行事。

    「乗鞍の学生村」(長野)
    訪れる人もなかった出づくりの村、安曇村番所が、今、学生村に変わりつつある姿。

    「佐治谷の阿呆話」(鳥取)
    佐治村には馬鹿話がいっぱいある。何故生まれたか、産業と儀式、村民性を通じて解く。

    「土着の気概」(高知)
    厳しい自然条件の山村に生きる土佐の人々の避地性を克服してきた歴史。

    「谷を渡る生活」(熊本)
    人里はなれた蘇陽峡に住む人々の谷間に住む生活。

    「特典映像 団地への招待」(1960年/18分/カラー作品)
    昭和レトロブームのなか、団地マニア垂涎の映像として、たびたびメディアで取り上げられてきた「団地への招待」を収録。公団入居当選者に団地の住まい方を教育するために制作された伝説の作品です。

    時間
    本編60分+特典映像18分
      
    • 個人価格 3,080円 (税込)個人で購入
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