ミッション
映像の力で社会に貢献、人々に夢と感動を届ける
代表メッセージ

生成AIの爆発的な進化を前に、人の手で映像を創り出すことの意味は薄れていくのでしょうか?
驚くほど滑らかで、整い、破綻のない映像が瞬時に生み出される時代。構図も、色も、テンポも、美しく最適化された“正解らしい映像”が溢れています。けれども私たちは、そこに少しだけ違和感を覚えます。私たちが届けたいのは、ツルっと磨かれた映像ではありません。ザラリとした質感があり、つくり手の体温が残る映像なのです。
私たちは日経グループの映像制作会社として、1958年の創業時から「働く人々」を描き続けてきました。カメラの向こうにいる誰かの迷い、葛藤、決意。企業や地域の歴史の中にある試行錯誤や、簡単には言葉にできない想い。そうしたものは効率だけではすくい取れません。現場に足を運び、耳を澄まし、ときに沈黙の時間を共有する。その積み重ねの先にしか、映像は立ち上がらないと私たちは信じています。
私はメディアの世界で長年働く中で、ドイツの劇作家ベルトルト・ブレヒトのこんな言葉を指針としてきました。「真実というものは、ただ書くわけにはいかない。ひたすら、誰かのために、その誰かがこれによって何かを始められるように書かねばならないのだ」
映像もまた、同じだと考えます。それを見た誰かが明日への一歩を踏み出したくなる。昨日までとは違う視点で世界を見つめ直したくなる。その背中をそっと、しかし確かに押す力を持つ映像を創ることが私たちの仕事です。
生成AIは優れた道具です。私たちも積極的に活用していきます。しかし最終的に「何を伝えたいのか」「誰のために創るのか」を問い続けるのは、人でしかありえません。人が悩み、人が選び、人が責任を引き受ける。その覚悟を持って確かな「真実」を届けたい。それが、私たちが映像を創り続ける理由です。
代表取締役社長 篠原 洋一

